「初めに天地ありき、だろう・・?もう人間の世界はいらない」 音海原子力発電所 「お前の目玉二つは俺のもんや。」 「君も優しくなったね。歳だな、きっと。」 「事故も、戦争も、テロも、理屈以前に起こる」 「ええ。お二人とも自分の世界をもってはる」

高村作品いちいい女だと思います、川端さん。26歳も、高村薫の手にかかれば少女です。

社長令息で東大出、原研職員そしてスパイ・・嫌味なくらいエリートな島田ですが、以外に世間知らずだったり大人げなかったり、(女に)もてなかったりするのが、なかなか愛らしいです。


良「そんな高いものは要らない」島田「僕の勝手だ」
原発技術者にしてソ連のスパイだった主人公の島田。彼は江口によってスパイとして育てられます。江口は島田を息子にしたかったのか・・いや『源氏物語』の紫の上だ、という意見もあります。
いじわる浩二 わるがき草介