| !新作公開!『ゆきずり温泉』(大・小) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 一応大晦日なんで、 今年のものは今年のうちにと思い、 戸棚に眠っていたインスタントうどん を食べました。賞味期限が切れて半年以上 経ったやつを。平気平気。賞味期限ていうのは あって無きがごとしということを、あっちこっちの 企業が身を持って教えてくれたじゃないですか。 それ以外は今日も明日も全くの日常生活。 このままいくと、洗濯物をたたみながら 年越しの瞬間を迎えそうです。 明日からは仕事。 今年1年、漫画家らしいことは ほとんどできずにすいませんでした。 (あ、健康上の理由とかでは無いので ご心配なく。いたって元気ですんで。) それでもこのサイトを見て下さった方々、 メールを下さった方々、イベントや通販で 本を買ってくださった方々、本当にありがとう ございました。色々あって、色々考えたの ですが、やっぱり私は自分の道を追及 していく以外無さそうです。来年が どうなるか、全く霧の中ですが、 漫画はゆっくりでも描いていきますんで、 のんびりとお付き合い頂ければと思います。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ![]() 暮れもドンづまりになってしまいました。 予告どおり、新作まんが公開です。 『ゆきずり温泉』(サイズ大・小) モニターサイズにあわせて、大か小を 選んでお楽しみ下さい。別ウィンドウが 開きます。左のメニューからも入れます。 気に入って頂けたら、メールでひとつ 感想でも送ってやって下さいまし。 タイトルそのままのお話しです。全16頁。 このタイトルを思いついたとき、あまりにも 語呂が良かったので「昔読んだ漫画か小説 にあったものかも‥」と検索をかけてみたの ですが、結果は0件でした。 もしやAなVとかのタイトルでは・・・。 そのまま温泉饅頭の包み紙にでも使えそう な扉絵です。でも食べ物のパッケージ デザインにスネ毛は無いか。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 23日の日記関連。 そうだ! 『メタボラ』があったよ。 私が選書するならこれです。 現代社会の下流に位置する若者たち、 搾取され漂泊するしかない彼らに 逃げ道はあるのか----というのが 表向きの荒筋ですが、 主人公が次から次へとろくでもない男に 惚れては裏切られ惚れては裏切られる という裏向きの筋もあったりするのです。 読んでる方はもう、「わーギンちゃん雄太、 そんな奴に惚れちゃ駄目だー! 目を覚ませー!」と七転八倒。 で、メタボラを思い出すたびに 新聞連載時の挿絵を切り抜きして おくんだったぁと後悔の念が襲ってきます。 (このことについて、過去既に2回ここに 書いていることが判明)誰か取っておい てませんか?カラーコピー させてもらえませんか? - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - お正月に成人式‥ これから着物を着ようって お嬢さん方にひとこと言っておくぜ。 パンツはローライズ用を履くべし。 着物の帯って、ウエストよりかなり 下のほうまで固定しちまうからな。 うっかり股上の深いパンツを 履いてくと、トイレが大変 だぜ。おぼえときな。 もうひとつ言っておくぜ。 よく「和服の時は、なるべく寄せない上げない ブラジャーをしましょう」なんて言われるが、 それは乳がでかい人にだけ適用される 助言さ。B・・いや正直言うとAかなぁ? なんて控えめなお姉ちゃんたちは、 しっかり寄せときな。上げときな。 うっかりすると胸よりも帯の方が 出っ張ってた、なんてことにも なりかねないぜ。経験者が 言うんだから間違いねぇ。 おぼえときな。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 実はさっき実物を手にしました。 『もっと!これがワタシたちの 小説ベストセレクション70』 私のは後ろの方、最後から 2番目に載ってます。 あ!家守。あ!マークス。あ!まほろ駅前。 あ!あ!あ・・・というように「うわーそれも 描きたかったー」という小説目白押し。 そして新たに「これは読まねばっ。」 という小説も目白押しですよ。 とりあえず漱石はすぐに でも読まないと。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 『MW』とか『風が強く吹いている』とか、 読んだ方「わー!」ってなった方は メールフォームよりぜひ感想を。 今なら漏れなく暑苦しい ほどのお返事を お約束します。 さて、告知です。 マッグガーデンより発売の 『もっと!これがワタシたちの 小説ベストセレクション70 』 に、イラスト1頁描いています。 乙女にお薦めの小説を、 紹介した本です。私が担当したのは、 レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』 村上春樹訳のハードボイルドです。 ハードボイルド絵は高村薫に はまっていた頃以来。 楽しく描きました。 私が選書するなら、やっぱり高村薫? いやそれは既に誰かが選んでそうなので、 やっぱり今なら三浦しをん。 伊坂幸太郎 もありですな。ちょっとはずして『ルドルフ とイッパイアッテナ』もお薦めしたいです。 でも猫の絵じゃあ、あれかな。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 『MW (ムウ)』 手塚治虫/著 感想を ひと言で述べるなら、 「わーーーーー!」 優秀な銀行マンという仮面の下に、 美貌の殺人鬼という素顔を持った結城。 その残忍な悪行の数々を知りながら、 過去を共有し、魂を救いたいと苦悩 する神父・賀来。そして隠蔽された 化学兵器MW。 どんなに罵っても蔑んでも、 結城から離れられない賀来。 殺そうとまで憎んでいても、 結城に誘われたら拒めない賀来。 どこに誘われるって?もちろんベッド にですよっ。そこら辺を真正面から描き、 賀来の苦悶が目一杯読者に伝わってきます。 いったい何年の作品なんだ?媒体は? と気になるところなのですが、残念ながら 初出が記されてないんですね。 どうしてなんだよ小学館文庫! でも、新幹線は走ってて成田空港が まだ無い時代、となると60年代後半 から70年代あたりに描かれた漫画 でしょう。その時代に、この作品が 世間でどう受け止められたのか、 非常に気になるところです。 結城が心底残忍な奴で、 ともすれば同性愛自体がそいういった 彼の異常さを表現するためのネタに なってしまいそうな所を、危なげなく 回避。MWが無ければ、これは また別の物語が出来たのかも …と妄想が止まりません。 いや、もっと下世話な感想も 書きたいんですが、「このコマが! このシーンが!」とか言って盛り上がり たいのですが、それはひとまずこの漫画を より多くの人に読んでもらってからにしようかと。 Yahoo!コミックで第1話を読むことができます。 それを見て「これはっ」と思った方は、是非。 一緒に「わーーーー!」ってなって下さい。 ああ、この漫画を『PLUTO』のように 誰かリメイクしてくれないかな。 すごく絵が綺麗で上手い人で。 読んだこと無いけど、 デスノートの人とか。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - <予告> 12月下旬のいつか、ここ 「うら」で短編漫画発表します。 もうモノはできてる(しかも1年前) ので、 ウェブ用に変換でき次第 掲載致します。請うご期待。 </予告> さて。 先日書きました 手塚漫画について、 メールを頂きました。 >手塚先生のマンガで BL風味と言うか >ゲイの人が主役の話があるって >どこかの解説本で読みましたよ。 なんですとーーー! それは、何?どれ? なんていう漫画?? >その解説本の名前は忘れましたが ガクッ。 いやコケてる場合か。(ガバッ) こういう時の為のネットだろ、 と矢の速さでキーを打ち、 見つけだしました。 『 MW (ムウ)』 小学館からは文庫全2巻、 講談社からは全集より全3巻。 文庫なら買えるぞ、と思ったらもう 居ても立ってもいられず、その日は 池袋で忘年会があったので、閉店間際 のリブロに駆け込んで、早速2冊鷲掴み。 もちろん帰りの電車で読み始めましたよ。 電車の中で漫画はちょっと恥ずかしい お年頃ですが、手塚作品なら可。 きっと世間も許してくれるはず。 ちなみにその日は、 紅葉の小紋に同柄の羽織、 カシミヤのショール(ユニクロのね) という和装で澄ましていたのですが、 本を開いた私の頭の中はもう… 紫の炎が渦巻き大変なことに なったのでした。 長くなったので、感想は明日! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 表にも書きました『ペルセポリス』 これを読んでいると、「漫画表現 とは何か」を考えさせられます。 日本の漫画表現の豊かさ、 作品としての質の高さは わざわざ確認するまで もありません。 「いい大人が漫画を読む国」 みたいに言われることも以前は ありましたが、それはそのまま 大人の鑑賞に堪えうる作品が 豊富であることを 物語っています。 ただ、その表現方法において 多様性があるようで実は狭い発展の しかたをしているんじゃないか‥と、 時々感じてしまうこともあります。 コマ割り、擬音、人物、台詞、 モノローグからトーンの貼り方、 効果線の付け方まで。 それぞれ個性的では あるのだけれど、 『ペルセポリス』 のような漫画に出会うと、 その個性の範囲は、限られた物で あったことに気付かせられるのです。 もっともっと色々な作品を見て、描いて、 私は漫画表現というものを追求してみたい。 個性的すぎる作品は売れないと言われる なら、もう同人誌だって構わない。 (…あ、でもやっぱり ちょっとは売れたい。) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 今、最も更新が楽しみなブログのひとつ、 『くるねこ大和』の書籍化決定!やっほう! - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - それにしても 手塚治虫が描く人物の 色っぽさったらないね。 と常々思っている。 仕草やポーズが、いちいち色っぽい。 このお色気でBLを読んでみたいぞ! などと言っても実現不可能なので、 現在の漫 画家で、同系統の絵で 更にBLを描ける人は いないものかと、 脳内検索。 ……私、か? というわけで、手塚色気を 身に付けるべく研究中です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - アマゾンのトップページを開くと、 過去の検索傾向から「こんな本が あなたにお薦めですよ〜」ってのが 表示されますよね。あれを見ると 機械相手に、余計なお世話だい! って言いたくなって しまうのです。 ああそうさ。 確かに私はこの前、 小型犬の本を検索したさ。 だからって、そんな次から次へと トイプーやらチワワやらの写真集を 勧めてくれなくて結構。誰かがこれを見たら、 私がファンシーな犬を好む心優しい人 だと誤解しちゃうじゃないかっ。 三浦しをんの本も勧めてくれ なくて結構。それは読んだし これも既に読んだから。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 年賀状、100通くらい出すんですよ。 ざっと5000円。宛名書きも結構大変。 うーーーーん。今年は引越しのお知らせ 出したし、年賀状は割愛しちゃおうかなぁ。 という、気持ちになりつつあります。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 昨日に続き、 『BLスタディーズ』(青土社)。 あの記事を読みますと、 非常にきちんと喋ってるように見えますが、 あれはひとえにテープ起こしをした編集さんの 苦労の賜物です。実際はあんなふうに、 ひとつの質問に対してひとつ答える‥ なんて穏やかなものでは ありませんでした。 喋り倒しましたよ。 しかも書けないことばかり。 ゲラからも随分削ってもらいました。 私の中の 漫画家・イラストレーター・ 読者・編集者・営業マン・批評家が総出演。 きっとさぞや恐ろしか光景だったことでしょう。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - あーえーっと何だ…? あ、そうそう!告知です。 現在発売中のユリイカ増刊号 『BLスタディーズ』(青土社)に インタビューが掲載されています。 ・・・・・。 ・・・・・・・うん。 うん、わかってる。言わないでよ、 なんでお前ごときが偉そうにインタビュー なんか受けてんだっ?て、わかってるから。 他の面々は、草間さかえさんを筆頭に、 日頃BL漫画を読まない私だって 知ってるような有名どころが ずらっと名を連ねてる中、 近頃自他共に認める BL界の鼻つまみ者 になりつつある私が、 なんで?って。 そんなんなので、 カットイラストは気合入れて描きました。 タイトルを付けるとしたら「ヤマネ先生ご乱心」。 心象風景と思って頂いてほぼ間違いないです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 三浦しをんの『月魚』 紛うかたなきBLなのですが、 角川文庫の体裁をしています。 これはホワイトカレーみたいなものか、と。 「あ、シチューだね」と思って食べ始めたら なんとカレー!そうか、これはカレーなのか。 と思いなおして食べ進めるものの、やっぱり 視覚的には「シチューを食べている」で、 いやカレーだよ、でもシチュー、いや… みたいな混乱がおきるのです。 同じように 『白いへび眠る島』はライトノベル。 残念ながら、どちらも私にはピンと 来ない作品だったのですが、 もしかしたら、両方ともそれ 相応の見た目(漫画絵の カバーと挿絵の付いた 新書判)をしていたら、 果たしてどんな感想 だったか…。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 依田さん『風が強く吹いている』 読んで下さいよ、私は『家守綺譚』 読みますから!などと頭の中で 呟きつつ(直接言おうよ)本屋へ。 文庫本の棚の前まで来て、気が付いた。 出版社名はおろか、作者名を調べてくる のを忘れた。なんたる手薄。 一冊一冊タイトルを見て 探すしかないのか? そもそも、「いえもり」 なのか「やもり」なのかすらわからない。 落ち着こう。とりあえず出版社は何処か わかれば探す範囲が決まるのだが…。 そうだ。 最近発売の『yomyom』に続編が 掲載されてるって書いてあった。 ということは新潮社だな。 新潮社の棚を端から 見ていく。 あった。 けど、本当にこれなのか? なんか想像していたのと、 随分雰囲気が違うぞ。 あらすじを読んでも、 中身をパラパラ捲っても、 どうにも確信が持てない。 言ってしまうと 「萌え」に 繋がる小説には思えない。 けれどもタイトルは『家守綺譚』で間違いない。 同名の別物?いやいや、同じ出版社でそれは 無いだろう。首をかしげつつ、でも装丁が 雀だから買って損は無し(雀好きなもので) と、レジへ持っていった。安かったし。 で、家に帰ってから読んだのですが、 間違いありませんでした!第一章で 心を持って行かれてしまいました。 サルスベリを撫でていて、木に惚れ られてしまった…なんて、なんて エロティックなんでしょうか。 綺譚の名のとおり、奇想天外な お話しばかり。飄々とした雰囲気 がとても心地良いのです。 中野シズカを思わせる 雰囲気があります。 嗚呼嗚呼、 これを私の手で 漫画にしてみたい! 絵はトーンを使わず線描で、 舞台は明治っぽいから当時の 風俗について調べなくっちゃ‥ などと、居ても立っても居られず夢想します。 そんな気分になったところで、どうすることも できないのが悲しいところ。 ただ部屋の中を右往左往 するのみです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ♪冬が寒くて本当に良かった〜 (良かねぇよ!)でお馴染みの、 バンプオブチキンの冬の名曲。 あの曲に登場する女の子は、 男目線で見るとむちゃくちゃ可愛いが、 女目線で見るとお友達になりたくない タイプである。その可愛さは計算だろ。 つまりは恋の歌だと思っていたのだが。 今朝、ほうじ茶を飲みながら聞いていて、 ふと思い当たった。 これは、親子の歌なのでは。 父娘の歌なのではないだろうか。と。 そう考えると、「今にまた転ぶぞ」も 「君の歩幅は狭い」も充分頷ける。 計算じゃないって、思える。 やがて娘は大きくなり、 もうパパとは並んで 歩いてくれなくなって、 「君の居ない道を〜」 という結末になるんだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 三浦しをんの『風が強く吹いている』 まっとうな感想は、表の絵日記に 書いたので、「うら」は裏らしく。 やはり鉄板はハイジ×走か。 でユキ×神童、趣味でジョータ×ジョージ。 ああでも走×ムタも捨てがたい。風呂とか 入ってるし。そしたら、ハイジは藤岡かな。 …なんて考えちゃうのは、全部 女子マネージャー葉菜ちゃんの キャラが弱いのがいけないんだっ。 後半山場で彼女の存在が重要な 要素となってくるのに、いまひとつ 印象が薄い。あんまり薄いから、 最後にどんでん返しでも用意 されてんのか?と勘ぐった くらいだ。実は、 双子は走を?とか。 ハイジのあの反応はもしや 別の意味があんのか?とか。 誰か。 誰かこのハナシに 付き合ってくれる人 はいないものか。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - イラストレーター多田歩実は、 未だに時々人物の手の左右を書き間違える。 アユヤマネは絶対にそんなミスはしない。 多田歩実が、いかに脊髄反射で絵を 描いてるかが良くわかる。 |
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